2011年03月20日

震災備忘録 初弐

ところでこうしてBLOGを書いておりますので私の住んでいる仙台の太白区袋原という地域は
ライフラインは大丈夫です。
しかしならが長期になった場合のガスの蓄えが非常に心配なところです。
食料も近くのスーパーに少し並べば買えるほどになりました。
地震が起きて1週間までの間と比べたら本当にすごしやすくなりました。
今でも余震が続きますがもう大体怖いものはありません。
私よりももっと重篤に被災された方々のため、現在募集されているボランティアのメンバーに
明日登録に行きます。

本当に長く感じた揺れが収まり、ショッピングセンターの外に出ました。
出てすぐには他のスタッフの姿が見えず、とりあえず建物周辺を一周することにしました。
まぁ、ひどいものです。建物の中もそうですが、その周辺の歩道の、舗装がグニャグニャに歪んでいるし、中でお買い物を楽しんでいたお客様が一斉に外に出たこともあり、屋外駐車場は人で溢れています。
これだけの揺れにもかかわらず、パニックを起こしている雰囲気はありません。
先日記載していたとおり、心構えが出来ていたことが大きな要因なのでしょう。
その人たちを見ながら、建物を見ながら歩いていきます。
私が働いていた建物は外からの被害はそう確認できません。ただ、ところどころ駐車場の柵が、車がぶつかったのでしょう、なんとか持ちこたえてひしゃげている様や一部で亀裂が生じているのが確認できるといった感じです。
しかし、周辺の道路が一部で陥没していたり、隣接する建物の駐車場のスロープが完全に落ちていたり…
TVでしか見たことが無かったような光景が現実として目の前にあるのです。
もちろん停電のために信号機もついていません。

とりあえず他のスタッフと店長と合流し、指定された避難場所に行きます。
3月に入ったとはいえ、この日の天気は降雪が予報されており非常に寒かったです。
ほぼ着の身着のままで外に出たので避難場所に集まったほとんどの人が寒さで震えていました。
そんな中でも皆、暗い顔をせずに非常にポジティブでした。
こんなことを記載するともっと大きな被害を受けた方には大変申し訳ないと思いますが、そこには笑顔で談笑をする余裕すらありました。
そうこうしていると、ショッピングセンターからカイロや毛布が支給され、怪我をされたかたへの治療が行われ、近くの小学校への避難誘導をし、自分たちは荷物を取りに行こうということになりました。

とりあえずまぁお前たち大丈夫じゃね?という店長の一言で自分ともう一人がみんなの荷物をまとめて取りに行くことになり、大丈夫じゃないよなーと思いながらも再び崩壊した売り場の中へGoします。
改めて店内にはいるともう、どうしようも無い位にめちゃくちゃです。
水浸しな上にリアルタイムで水が天井から落ちてくる。
おまけに自分たちの店舗はピアノ、ギター他あんなに頑張ってつくった売り場が本当にめちゃくちゃな状態です。
改めて見直すと天井から大型のエアコンが落ちていたり、蛍光灯も止め具が外れて落ちていたりと、これで怪我人ゼロという状況をよく作れたなと背筋に冷えるものがありました。

さて、みんなが荷物を置いていたスタッフルームという場所ですが、地震発生直前まで自分が居た場所となります。
どんな状況になっているのか…というかただでさえかなり整理されてなかったしどんなことに…
扉は自分がちょっと開けていたので半開きになってます。
さぁ、入って見ましょうか。

開きません。

しょうがないので隙間からススっと入ります。

ダメだこりゃ。

ありとあらゆる荷物が棚から全て落ちてます。
つーか自分がお客様とお話をしていたあたり。

棚が前に飛んでるわエアコン落ちてるわ。

あそこ居たら死んでたよ。

もしそうなったら落ち着いたころに皆言うんでしょうねー。

休日出勤で大不幸






とか大変不謹慎なことを思いながら今も生きてます。
んでもって頑張って皆の荷物を取り出します。もはや発掘作業です。
そのうち店長もいらしてリレー方式で荷物を発掘します。

とりあえず自分のは別の場所に置いており、とてもじゃないけど余震も続く中
そんな長いこと作業できないので取り出せるものだけ取り出してスタッフルームを後にします。

外は大雪になってます。
お客様のほとんどが近くの小学校に避難したことを確認し自分たちも帰ることにしました。
私は防寒着を取ることが出来なかったので支給された毛布に包まりスーパードクターKのような姿で帰ることになりました。

ちなみにどこに行ってもそんな姿の人には会いませんでした。
みなさん、こんな状況でもしっかりされてます。

そんな被災1日目はまだまだ続くのです。


posted by Tokky at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災
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